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新車購入で苦情増 消費者委員会が調査

【ブリスベン17日AAP】  オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、新車の購入者からの苦情申し立て件数が急増しているのを受け、新車の製造メーカーおよびディーラーを対象とした調査委員会を発足させることを明らかにした。業界全体に対する調査としては初めてとなる。

ACCCのシムズ会長によると、新車の欠陥や保証に関する問題で、過去12カ月間に少なくとも1000件以上に上る苦情が寄せられているという。オーストラリアでは毎年、100万台以上の新車が購入されており、同会長は「多くの人が消費者としての権利を侵害されている可能性がある」と述べた。

ACCCは市場調査を行い、製造メーカーやディーラーが消費者保証を順守しているか、車両の性能、燃費、排出量などについて正しく説明しているかを中心に調べを進める方針。調査報告書は来年初めに発表される。ACCCはフィアット・クライスラーと起亜の調査をすでに終えており、フォルクスワーゲンについては調査中としている。

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