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スキー場の訪問客減少 安価な海外が人気

【ACT19日】   パンデミック以降、国内のスキーリゾートの訪問客は30パーセント減少した。より安価な海外のウィンターリゾートに目を向ける人が増えており、特に日本は2024年のみでオーストラリアからの訪問客が50パーセント以上増えた。

スキー場リフトの1日券の比較で、NSW州ペリッシャーは264ドル、北海道のニセコは130ドル、ニュージーランドは175ドルだ。スキーやスノーボード、ウェアのレンタルも同様にオーストラリアが最も高額で、国立公園の入場料金も毎日かかる。

国内の高額なウィンタースポーツの背景にシーズンが短いことがある。スキーリゾートは年12~16週間しかオープンできず、その間にリフト運営会社、スキーやスノーボードのインストラクター、スノーマシン、事務スタッフ、緊急時の対応費用を稼がなければならない。さらに、国内の多くのリゾートが国立・州立公園に建ちなが民間運営だ。食べ物や駐車場を含むすべてのサービスに課せられる高山税は、雪で閉鎖された道路の再開作業や緊急サービス、環境保護、トイレやごみ収集に充てられる。

費用を抑えつつ国内でウィンタースポーツを楽しむには、スキー場周辺で宿泊せず近郊の街から毎日往復、リフト券の早期購入、中古品のギア購入、リゾートまで友人家族と相乗りなどがあげられる。

ソース:abc.net.au- How to make the most of snow season in Australia without breaking the bank

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