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NSW州政府 来年度予算案発表 

【シドニー21日AAP】   NSW州政府は21日、来年度予算案を発表した。不動産の税収や資産リサイクルなどにより2015/16年度は34億ドル、来年度は37億ドルの黒字が見込まれるが、このため連邦政府からのGST交付金も、今後数年で歴史的な低配分になる見通しだ。

歳出では、道路や鉄道などインフラに今後4年間で733億ドル、保健や教育にも記録的な額の予算が拠出された。州政府は教育予算増によって、急増し続ける生徒数に格闘する公立学校への圧力が軽減されると願う。これについて州教職員連盟は、「4年間で10億ドルの増額はまだ不十分」と話す。保健では、救急科と待機手術に3億7500万ドル、病院改修費におよそ16億ドルなど220億ドルが拠出される。

一方で州不動産協議会は、「長期に渡って不動産業界は州政府に巨額な税収をもたらしてきた」と話し、海外投資家への増税など10億ドルもの不動産税収にもかかわらず、州内の住宅価格危機は対応がされてないと指摘した。

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