政治

総選挙 豪首相「未来を決める一票を」

【キャンベラ1日AAP】  連邦のターンブル首相と野党労働党のショーテン党首は1日、選挙日を翌日に控え、8週間にわたって行ってきた選挙キャンペーンを終了した。ターンブル首相は最後のお願いとして有権者に対し、「政権の未来、国の未来を決める一票だと思って投票して欲しい」と訴えた。

野党のショーテン党首は、労働党のキャンペーンテーマである“国民第一”を実践することをあらためて約束し、「我々が選ばれたら、皆さんをがっかりさせることはない」と話した。3つの世論調査の結果も1日に発表されたが、いずれも両党の支持率が僅差であり、優勢政党を決めるのは困難としている。

投票は2日の午前8時に始まり、6時に締め切りとなる。投票結果がはっきりと二分される場合には、同日午後10時半ごろには勝利政党が確定するとみられている。現与党である保守連合が敗れれば、政権を一期務めた後に再選に失敗した政党としては85年ぶりとなる。

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