生活

「国内人口は十分」 有権者ら

【ACT27日】   パンデミック前の昨年10~11月に人口研究機関(TAPRI)が行った調査の結果、有権者の70%以上が国内人口は十分だとし、移民を削減したいと考えているとわかった。

調査によると、回答者の72%がこれ以上人口を増やす必要はないと考える。さらに、半数が移民の割合が高すぎるとして削減を希望した。

調査を主導したキャサリン・ベッツさんとボブ・ビレルさんは、「有権者の多数が、都市生活の質の下落や自然環境へのストレスの責任が、高い割合の移民にあると考える」「過去20年近くにわたって政府は移民の受け入れを推進してきたが、英米のように政治的課題が起こらなかったのは驚きだ」と話した。

パンデミック終了後は状況が変わると2人は予測する。パンデミックによる景気後退で、労働市場で危機にさらされた有権者はたくさんいる。「主要政党が再び移民の受け入れを推進しようとするものならば、有権者らは反対し、パンデミック前よりも大きな問題になるだろう」と2人は話した

豪政府統計局(ABS)によると、2020年3月31日時点、国内人口は2,564万9,985人。

ソース : news.com.au – Voters say Australia has enough people, survey reveals

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