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豪首相 パプア・ニューギニアへの訪問を中止に

【キャンベラ14日】   スコット・モリソン連邦首相は、パプア・ニューギニア政府の大臣数人が離党し野党に鞍替えしたことを受けて、予定されていた同国への訪問を中止したことを発表した。

 

今回の離党問題は、パプア・ニューギニアのジェームス・マラぺ首相を辞職させる目的があるとみられている。マラぺ首相は、 ピーター・オニール前首相が長期政権を担った後に就任して18ヶ月が経っている。

 

モリソン首相のスポークスマンは「マラぺ首相から訪問を延期してほしい旨の連絡があり、モリソン首相は快諾した」と伝えている。

 

マラぺ首相は自身のフェイスブックで「私の役目はまだ終わっていない」と述べており、国民に対して「私の政権から数人が立ち去ることになり緊張が走っているが、彼らは選ばれたリーダーたちで、自分たちの権利の中でそれを決行した。議会制民主主義に則ったものであり、その行動を理解してほしい」と訴えた。

 

モリソン首相は、今月17日に東京を訪れ菅首相と会談した後、ポートモレスビーを訪問し、パンデミック中のパプア・ニューギニアへの支援についてマラぺ首相と会談する予定だった。

 

ソース : news.com.au- Scott Morrison cancels PNG trip after Pacific nation’s ministers defect

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