国際

豪英 安全保障連携を確認

【キャンベラ10日AAP】   毎年恒例のオーストラリアと英国との閣僚協議がロンドンで行われ、両国は緊密な安全保障関係を確認した。外相・国防相による閣僚会議(AUKMIN)は、両国間の外交政策、防衛、戦略課題について協議する。

8回目となる今年のAUKMINにはオーストラリアのペイン国防相とビショップ外相が出席し、閣僚らはテロへの国際的課題、IS打破やシリアの人道的状況、アジア・太平洋地域の安全保障問題などについて協議した。また、英国のEU離脱後のパートナーシップについても協議された。ファロン英国防相は、両国は軍事的パートナーシップの強い歴史を持つとして、「市民の安全を守るために連携していく」と述べた。

別の協議では、シオボ豪貿易相は、「両国間の自由貿易の公式交渉は英国の正式なEU離脱を待ってから」との見解を示した。これに対してジョンソン英外相は、大まかな合意は正式な離脱を待たずに得られるだろうとの姿勢を見せた。英国のEU離脱によって、両国間でワーキングホリデービザの申請規制が緩和される可能性がある。

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