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2018年からHSC大幅改訂 NSW

【シドニー21日AAP】   2018年、NSW州で12年生が高校卒業後に受験するHSC(Higher School Certificate)試験の大幅改訂が行われる。英語や数学など主要科目の変更はおよそ20年ぶり。

NSW州教育基準機関(NESA)によると、2018年以降にHSCを受ける学生は、英語、数学、科学、歴史でそれぞれ新たなコースを学ぶことになる。NESAのポール・ヒューイット事務局長は21日、「好きなコースに持てる力をすべて出すことだ」と学生にアドバイスした。

英語では、現行のようにテーマに沿って学ぶのでなく、文章自体に重点が置かれるようになる。また、英語の全コースでライティングが必須となる。

数学のエクステンションでは、実社会で高まるデータ重要性を反映し、微積分学コースに統計学が含まれる。また、高得点のATAR(大学入学得点値)を獲得するために容易な数学コースを選択する学生がいるが、新たな採点制度によって難易度の高い数学科目を選択した生徒は適切に審査されることになる。

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