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基礎疾患ある子ども ファイザー製接種許可へ

【ACT23日】  連邦政府のハント保健相は23日、オーストラリア予防接種技術諮問グループ(ATAGI)が、国内で免疫障害があったり基礎疾患のある12~15歳の子どもを対象に、新型コロナウイルスのファイザー製ワクチン接種を許可したことを明かした。それ以外の子どもについては来月から副反応などのデータをみながら判断するとしている。

 

ハント保健相によると、ATAGIによる最終許可が下るのを待ってすぐ、接種プログラムのフェーズ1Bに追加すると説明。米国ではすでに12~15歳への接種が行われており、安全性に関わる重要なデータが収集されているとして、子どもたちへの予防対策が強化されることは良いことだと話した。

 

さらにハント保健相は、数週間前にファイザー製ワクチンの入荷を50万回分から100万回分に増やし、これが先週入荷したと報告。9月末まで週に100万回の入荷ペースを維持し、その後さらに追加していく方針だ。国内の40歳以下の人についても、今年9月か10月初めまでにファイザー製ワクチンの接種が可能になるとの見通しを示している。

 

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