国際

野党党首は中国に肩入れ 豪首相

【ACT11日】  連邦政府のモリソン首相は11日、最大野党労働党のアルバニージ党首について「中国の肩を持っている」と批判した。首相がアルバニージ党首を批判した背景には、同党首がフランスとの潜水艦建造契約の破棄をめぐり、豪米英の軍事同盟AUKUSについて調査を行うべきとする考えを支持し、これが中国の主張と重なるためとみられている。

 

モリソン首相は11日朝に出演したテレビ番組の中で、フランスのマクロン大統領がモリソン首相をうそつきと呼んだことに話が及ぶと、「アルバニージは中国政府に肩入れしているようだ」と批判。「私の行動は常に国益のためだ」と述べた。

 

アルバニージ党首は、モリソン首相の発言について、信念のために声を上げることは正しいとする一方、「中国だけでなく、米国やフランスもまた連邦政府と距離を置こうとしている」と述べ、米中が戦略的競争を繰り広げる時代において、同盟国である米国との関係は重要との見解を示した。

 

ソース:news.com.au-Scott Morrison launches China sympathiser attack on Anthony Albanese

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら