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性行為前に相手の同意を NSWで法制化

【NSW23日】   NSW州議会で23日、性的関係を持つ前に相手の同意を必要とする法律が可決した。確認せずに相手が性行為に同意すると考えるのは、過ちになる。

スピークマン州法務長官は、「性的関係を持ちたければ、言動などで相手に確認する必要がある。単純なことだ」と述べた。相手が恐怖心から動けなくなったり、「嫌」と言わないからといって同意したことにはならない。スピークマン氏はまた、自らの体験をもとに被害者を支援してきたサクソン・ミュリンズさんの勇気ある活動が、法改正につながったとして称賛した。

2022年半ばの施行に向けて、州政府は裁判官や法律専門家、警察への教育を行う。

州犯罪統計調査局(BOCSAR)によると、過去24カ月で性犯罪は21パーセント増加した。同州で唯一増加している犯罪だ。

国内女性の6人中1人が被害に遭っており、加害者の97パーセントが男性だ。一方で性的暴行の有罪判決率は低いままで、2019年に警察に通報された強姦事件のわずか19パーセントが起訴につながった。

ソース : news.com.au – NSW parliament passes affirmative consent laws

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