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カンタス 国際線一部出発便でマスク着用義務を撤廃

【ACT21日】   カンタス航空は、国際線の一部路線で乗客のマスク着用義務を撤廃した。

カンタス航空は、NSW州、WA州およびQLD州発の英国、米国、イタリア・ローマ行きの機内において、乗客のマスク着用義務を撤廃した。オーストラリアは機内でマスク着用を義務付けているため、到着便の機内では着用が必要だ。国内線の全便も着用が必要だが、WA州は空港内での着用義務を撤廃した。

同航空のアラン・ジョイスCEOは、「機内のHEPAフィルターで新型コロナウイルスを含む全粒子の99パーセントを取り除く」「6分ごとに換気され、全員が前を向いている」と話した。マスク着用を希望する乗客には引き続き提供する。

オーストラリア医療協会(AMA)のコーシッド会長も、「機内の空気は非常に冷たく乾燥しており、感染リスクは低い」としつつ、無防備と感じる人にはマスク着用を奨励した。

オーストラリア健康保護規制委員会(AHPPC)は先立って、すべての屋内でのマスク着用義務を撤廃するよう提唱した。

ソース: abc.net.au – Qantas axes mask requirement on some outbound international flights

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