政治

コロナ災害給付金が廃止に 連邦政府

【ACT1日】   新型コロナウイルスに感染した労働者は、連邦政府からのコロナ災害給付金の対象となっていたが、今月から廃止になったことが明らかになったが、感染者は未だ自宅隔離の対象となっている。

 

これを受けて労働組合委員会は、給付金廃止により、最前線で働く人たちが窮地に立たされると決定に異を唱えている。同委員会のミッシェル・オニール委員長は「コミュニティの安全のために自宅隔離をするなら、経済的に支援すべき。正しいことをするのに、経済的なリスクを負わせるのはおかしい」と述べた。

 

これに対しマーク・バトラー連邦保健相は「オーストラリアは数兆ドルの負債があり、政府はこれ以上の給付金は出せない」と説明している。また、「保健当局はオミクロン株の第3波を警戒している」と述べ、冬期の感染拡大に向けて抗ウイルスの治療を促進する方法を州保健相たちと検討しているとした。

 

ソース: news.com.au – Covid-19 pandemic leave disaster payments program axed

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