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コロナ感染後の免疫期間 NSW州で28日に

【NSW12日】   NSW州保健局は12日、新型コロナウイルスに感染後免疫があると考えられる期間を現在の12週間から4週間に減少した。同州で今後数週間に感染ピークに達すると予想される。

感染後の隔離終了から28日経っても症状がある場合は再検査が必要となり、陽性を示せば新規感染と記録される。先立って、オーストラリア健康保護規制委員会(AHPPC)は免疫期間の見直しを提案した。WA州と首都特別区域(ACT)も再感染率を見直している。

NSW州のチャント主席医務官は、ブースター接種の資格のある人はできるだけ早く接種するよう呼び掛ける。4回目接種は30歳以上の誰もが受けられ、50~64歳には強く奨励される。同氏は先週、公共の屋内施設でマスクを着用するよう呼び掛けている。

70歳以上の高齢者、50歳以上で重症疾患によるリスク要因を2つ以上抱える人、30歳以上の先住民およびトレス海峡諸島民など感染による重症化のリスクが高くなると考えられる人は、抗ウイルス薬処方の対象になる。抗ウイルス薬は感染初期に投与すると最も効用が高いため、前もってかかりつけ医と相談しておくとよい。

ソース: news.com.au- Covid reinfection period slashed by two-thirds in NSW

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