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豪、世界で最もサメによる死亡事故が多かった国に

【NSW23】   相次ぐ恐ろしいサメによる被害を受け、オーストラリアが不名誉な“世界トップ”の称号を与えられた。特にある州の状況が深刻だと指摘されている。

新たな報告書によると、2025年に世界で最もサメによる死亡事故が多かった国として、オーストラリアは「サメ被害の中心地の一つ」とされた。毎年公表される国際サメ被害記録(ISAF)の報告によれば、海水浴文化の盛んな同国では1年間に計21件のサメ被害が発生し、そのうち5件が死亡事故だった。報告書は、オーストラリアでのサメ関連事故は過去5年間の年間平均と比べて「著しく高かった」とし、特に1つの州が不名誉な最多記録を上回ったとしている。世界全体では、確認されたサメ関連の死亡事故9件のうち5件がオーストラリアで発生していた。

州別ではNSW州が最も多く、8件の被害と2件の死亡事故を記録。WA州が7件(うち1件が死亡)で2番目に多く、SA州とQLD州でもそれぞれ1件ずつ死亡事故が確認された。

この報告書は、2026年の衝撃的な年明けを受けて発表されたものでもある。NSW州だけでわずか48時間の間に4人がサメに襲われる事態が起きた。12歳のニコ・アンティッチさんは、友人とヴォークルーズ付近でロックジャンプをしていた際にサメにかまれ死亡した。1月の被害者の一人である地元ミュージシャンのアンドレ・デ・ルイターさんは、医療費の募金ページで家族が明らかにしたところによると、最近生命維持装置を外されたという。

こうした中、地元自治体は遊泳者の安全確保のため、政府にさらなる対策を求めている。先月、セントラルコースト市議会は、サメ被害の軽減策について協議するため、NSW州農業大臣タラ・モリアーティ氏との会談を要請する緊急動議を承認した。ジャレッド・ライト市議は、この要請に対する返答はまだないと述べた。「地域社会ではサメ被害のリスクに対する不安が高まっており、人々の安全を守るためにできる限りのことを行うことが重要だ」

またライト氏は、セントラルコーストにある15のビーチのうち、ドローン技術を十分に活用しているのは現在3か所にとどまっていると指摘した。さらに懸念されることに、1月26日の連休中には、同地域の複数のビーチでサメ検知用ドラムラインが稼働しておらず、サメの目撃情報により少なくとも1つのビーチが閉鎖された。「悲劇が起きてから追加の資金や資源が投入されるのを待ちたくはない」とライト氏は述べた。

モリアーティ大臣にはコメントを求めている。

ソース:news.com.au – Australia named as top spot on infamous shark attack list after spate of horror bites rock NSW

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