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感染後の隔離短縮しない WA主席医務官

【WA29日】  WA州のアンディー・ロバートソン主席医務官は29日、感染後の隔離期間を7日間から5日間に短縮しない方針を示すとともに、幅広いマスク着用義務を再導入する可能性を否定したことが分かった。隔離期間をめぐっては、世界で短縮する動きが活発化しているが、これをお粗末な決断とする研究もあるようだ。

 

ロバートソン主席医務官は、感染から7日間経過しても感染力を持っている場合があるとし、「最近の報告書によると、感染者の25%が7日目でも依然として感染力を持っているようだ」と話した。さらに、一部の人は5日目までに体調が戻り、それでも仕事や学校に戻れないことにストレスを感じるかもしれないが、それが結果としてコミュニティを守ることにつながっていると話した。

 

WA州は、29日午後6時の時点で新規感染者が4,423人を記録し、現感染者数は2万7,557人となっている。感染による入院患者は424人で、このうち集中治療を受けている患者は17人、新たな死者は3人で60代~80代だった。

 

また、新型コロナで入院している人のうち、24%はワクチン接種を行っていなかった。一方、集中治療を受けている患者の25%はワクチン未接種で、死亡者の22%もまたワクチン未接種だったことが分かっている。

 

ソース:news.com.au-‘Frustrated’: WA chief health officer makes two big calls on Covid-19

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