政治

技能移民 永住も視野に積極受け入れへ

【ACT2日】  連邦政府のアルバニージ首相は2日、2日間にわたって開催された、ジョブズ・アンド・スキルズ・サミット後の記者会見に出席し、技能移民に対し積極的に永住権を付与していく考えを示したことが分かった。年間の移民受け入れ数をさらに3万5,000人増やすとともに、国内の労働力不足を解消するため、技能移民へのビザ発給を加速させるとしている。

アルバニージ首相は、オーストラリアは海外から人々が渡ってきて“根を下ろす”という長い歴史があるとし、「人々は住宅ローンを組み、子どもをもうけ、家族をもっていったが、一時的な滞在だったとしたら、これは不可能だ」と述べた。

連邦政府は、年間の移民受け入れ数を16万人から今年は過去最高水準となる、19万5,000人に引き上げるとともに、滞っている約100万人の労働ビザ発給を解消するための人件費用として、3,610万ドルを拠出すると発表した。

この他、国内大学の卒業生に対し、労働力不足の業界で働く場合は、卒業後労働資格をさらに2年引き延ばす見通しだ。

 

ソース:new.com.au-Anthony Albanese throws support behind permanent migration pathways

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