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緊急時に必要な情報未報告 プロバイダー大手に罰金

【ACT6日】   オーストラリア通信メディア局(ACMA)はインターネットプロバイダー大手のオージー・ブロードバンドに対し、国民の安全に必要な情報提供を怠ったとして罰金20万ドル以上を言い渡した。

ACMAによると、昨年11月から今年5月にかけて、オージー・ブロードバンドは電話番号統合データベース(IPND)への顧客情報の報告を怠った。緊急時に所在地や安否を確認したり、洪水や山火事など警報の発令、警察活動の支援などに使われる必要な情報として報告が義務付けられている。ACMAのネリダ・オロックリン会長は「違反による影響が出た人はいないが、6か月も顧客情報を提出しなかったのは気がかりだ」と述べた。同社には罰金21万3,120ドルが科せられた。

ACMAは2018年以降、同様に違反した通信企業30社に対して法的措置を行い、罰金は総額400万ドル近くに上っている。

ソース: news.com.au – Internet provider slapped with huge penalty for safety breaches

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