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新型コロナ 感染数・後遺症ともに増加

【ACT31日】   国内外で新型コロナウイルスの規制緩和が進み、“ニュー・ノーマル“が推し進められるなか、感染者数は増加を辿っている。長引く後遺症に苦しむ人も増えている。

国内の肺協会が行った調査によると、週ごとの感染数は11パーセント増、死亡も30パーセント増加した。報告される感染数は、PCR検査を受けに来る人とRAT検査の陽性結果を自主的に報告する人のみに頼っており、実際の数は不確かだ。

調査に回答した2,196人のうち半数は、新型コロナウイルスの最初の感染から4週間以上後遺症に苦しむ。同協会は、後遺症が障がいの原因になる可能性もあるとして連邦政府に対し、データ収集と研究に向けて後遺症の定義を採用、呼吸器系専門看護師への資金提供、肺リハビリを通した運動や自己管理の推奨、肺疾患患者に特定したメンタルヘルスケアなど10の提案を行った。

ノーマン・スワン医師は、「マスクを着用せず、隔離も義務でない。検査もきちんと行われない。残るはワクチンのみだ」「残念だが、今後入院者数と死亡数が増えるだろう」と話す。国内でおよそ500万人が免疫不足とされ、夏のホリデー期間を前に再び感染拡大が懸念される。

ソース: news.com.au -‘All over the shop’: Australia’s Covid data is a mess as thousands continue to battle with Long Covid

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