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金利引き上げによる賃貸料上昇 シドニーで最も影響

【ACT7日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は6日、政策金利を3.1パーセントに引き上げた。住宅ローンの返済増に伴って全国で賃貸料が上がるなか、シドニーの上昇率は目を引く。

過去3か月で、シドニーの一部で賃貸料は最大で週177ドル上昇した。最も上昇したのはローワー・ノース・ショアで、過去12か月で36パーセントまたは週275ドル上昇した。シドニー西部も、1年前と比べて週118ドル上昇している。シドニー全体の空き室率は1.3パーセントに下がり、南西部とサザランド地方では0.8パーセントまで低下した。

ブリスベンは、過去3か月で賃貸料が週最大67ドル上昇した。ブリスベンCBDの賃貸料は1年前と比べて29.8パーセントまたは週149ドル上昇し、空き室率は1パーセントに下がった。ブリスベン全体の空き室率はわずか0.8パーセントだ。

空き室率が全国で最も低いのはパースの0.4パーセント。パース全体の賃貸料は過去3か月で週最大46ドル増加しており、南西部は1年前と比べて週88ドル増加した。

国内の住宅問題に対応する機関、エブリバディズ・ホームのメイ・アジズ広報官は「政策金利が引き上げられるずっと前から賃貸料は上がっていた。さらに金利が引き上げられれば、住宅ストレスが増大する」と話した。

ソース: news.com.au – Australian cities with biggest interest rate rent hikes revealed

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