生活

一世帯280ドル支給も 費負軽減のため

【ACT9日】  連邦政府のアルバニージ首相は、州・準州のリーダーに対し、高騰する生活費を支援する一時的な補助金を支給するため、9日に行われるナショナル・キャビネットで、これに合意するよう促したことが分かった。NSW州では一世帯当たり、280ドルが支給される可能性も出てきた。

アルバニージ首相は、家計支援について「クリスマス前に何らかの動きを示すと公言してきた」と述べ、生活費や電気料金が上昇し続けることを「これで全てOK」とする州首相や主席はおらず、何らかの方策が必要だと感じているとの見方を示した。

それぞれの州や準州政府が、どの程度の額の補助金を支給するかは不明だが、オーストラリアン紙はNSW州で一世帯当たり最大280ドルと報じている。一時補助金は、NSW州とQLD州の低所得世帯にすでに提供されている電気料金の補助に加えて支給されるという。

電気とガスの小売料金は、今年半ば以降、10~15%上昇している。豪準備銀行(RBA)は、この影響が、10―12月期の消費者物価指数(CPI)にも影響してくるとの見方を示している。

 

news.com.au-Aussies set to enjoy $280 rebate to help with cost of living

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら