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バルクビルのGP減少を警告

【ACT13日】   オーストラリア医療協会( AMA)は、メディケアのインデクセーションが他のインフレ指数と比べて大幅に遅れを取っており、患者の自己負担がさらに増すと警告する。実際に、患者負担なしの公費(バルクビル)で診療を行うかかりつけ医(GP)の数は減っている。

AMAによると、1995年から2022年のメディケア医療サービスのインデクセーションは、年1.1パーセントに設定された。一方、診療所の運営費を測る消費者物価指数(CPI)は年2.4パーセント、1週間の平均収入は年3.5パーセント上昇した。昨年10-12月期のインフレも、過去30年以上で最高の7.8パーセントに達した。

AMAは12日、「長年におよぶ不適切なインデクセーションにより、医療機関は経費を負担または患者に転嫁せざるを得ない」と声明を発表した。スティーブ・ロブソン会長も「GPの賃金と運営費がすべてメディケアの払い戻しによって賄われるなか、社会的に最も脆弱な患者にですらバルクビルで診療できない医師・診療所が増えるわけだ」と話した。

ソース: news.com.au – Doctors issue ominous warning for patients

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