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シドニーのプールで薬品混合事故 10人搬送

【NSW16日】  シドニー南西部プレストンのスイミングプールで16日午後4時ごろ、有毒ガスが発生し、子ども6人を含む10人が病院に救急搬送されたことが分かった。 危険物質(HAZMAT)処理班は、プールの塩素処理に使われる薬品と清掃用の薬品を誤って混ぜたことが原因と説明している。

有毒ガスが発生した際、約30人がプールから避難し、このうち14人が救急隊による手当を受けた。また、大人4人と子ども6人が息苦しさを訴え、病院へ搬送された。

現場では、消防隊などが有毒ガスを発生していた薬品混合液を薄め、プール用塩素として使われる次亜塩素酸ナトリウムと塩酸とみられるものを使って有毒ガスの発生を収束させたとみられる。

NSW州火災・救助隊のデューベリー本部長は、誤って混ぜた薬品から発生するガスは、有毒性と侵食性が高く非常に危険だとして、「これから自宅でプールを使用する人も増えるが、プール用の薬品を取り扱う際は細心の注意を払う必要がある」と話した。

すでにプールの安全は確認され、病院に搬送された人たちは16日に退院する見通しだ。

 

ソース:news.com.au-Ten in hospital after chemical exposure at Sydney pool

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