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航空運賃低下の兆し 競争激化とキャパ拡大で

【NSW1日】  フライト・センター・トラベル・グループでグローバル・レジャー部門のCEOを務めるジェームス・カバナー氏が、今年はビジネスクラスやエコノミークラスで運賃の価格が下落する傾向にあり、下落幅も非常に大きいと指摘している。

カバナー氏は、競争の激化とキャパシティの拡大が価格低下の主な要因と説明しており、「航空各社がセールでしのぎを削っているのを見るのは喜ばしい」と語った。さらに航空会社、旅行先、座席のクラスなどを問わず、大幅な値下げが見られるとしている。

旅行先では、ヨーロッパ路線や北米路線で運賃価格が低下しており、カバナー氏によると今がこれらのチケットを獲得する絶好のチャンスだという。昨年は、シドニーからロンドンへのエコノミー席の平均価格は、いずれの航空会社でも2,600ドルを超えていたが、現在のセールでは1,200ドル前後となっている。

座席別では、ビジネスクラスの価格も低下しており、メルボルン発ロンドン行き(中国経由)では平均価格が5,200ドルとなっている。昨年の同路線の平均運賃はほぼ2倍の1万ドルだった。シドニー発ロサンゼルス行きのビジネスクラス往復直行便では、渡航期間が2月6日から11月21日で、カンタス航空とユナイテッド航空共に7,300ドルを下回っているものもある。

カバナー氏は、航空各社が非常に積極的に価格競争を行っているため、今後数か月間でさらに旅行者の目を引くようなキャンペーンが行われると予想している。

 

ソース:news.com.au-Flight prices 2024: Flight Centre reveals airfares have dropped

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