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「現金派」擁護団体 大手スーパー利用をボイコット呼びかけ

【ACT4日】   5万人以上の会員を誇る現金支払い推進派のグループが、大手スーパー利用をボイコットするよう呼びかけている。

Call Out Cashless Businessesという名のフェイスブック・グループメンバーたちは、コールスやウールワースでの買い物を避け、「ファミリービジネスを支援しよう」とキャッシュレスへのボイコットを訴えている。同メンバーたちは、このボイコットは「コントロールされない」ことを示す重要なものだと説明している。

同メンバーの中は「SA州のDrakesやIGA、フードランドはセルフサービスがないからそこでいつも買い物している」という人もいれば「緊急時以外は、基本的に大手スーパーで買い物はしない。前からキャッシュレスへの動きには反対している」という人もいる。同コミュニティでは、キャッシュレス優先を「金融ファシズム」と揶揄する人もいれば「オーストラリアは農民を苦しめている」とし、批判している。

コールスとウールワースの両社は、自動化とキャッシュレス決済を推進しており「現金派」のコミュニティから標的にされている。また、ウールワースは昨年末に、利用客がキャッシュアウトできる金額を減らし、引き出し利用には買い物が必要になると発表しているほか、ポルトガルチキンのチェーン店「ナンドス」では、近々キャッシュレスに移行すると発表しており、コミュニティからの批判はさらに強まっている。

 

ソース:news.com.au – Pro-cash advocates call for boycott of Coles, Woolies

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