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NSW州ホームレス最多の町は? シドニーを抜く 

【NSW10日】   NSW州全土で路上生活者の大規模な年次調査が今年2月に開催され、観光地として世界的に有名なバイロン・ベイがシドニーを抜いて路上生活者の数が最多だったことが明らかになった。

カウントされた路上生活者数は、バイロン・ベイが昨年より16%増の348人で、シドニー市は208人だった。また州全体では、2,037人の路上生活者がいたことが1ヶ月の調査で分かっている。

同州全域でホームレス支援に取り組む最高機関Homelessness NSWは、この結果は悲痛なもので、民間の賃貸市場や家賃の高騰についていけない人や家庭内暴力の被害者である女性や子どもがいることを示している、と述べている。

今回カウントされた人の約3分の2が車内生活を送っており、屋外で寝ている人が18%、テントや仮設住宅で生活している人が約10%、公共の屋根のあるスペースで寝泊まりしている人が8%という内訳になっている。

この結果を受けて、バイロン・シャイアのマイケル・リオン市長は、土地が無料で手に入ったとしても、低所得者のための公共住宅を安く建設することは難しい、と述べている。

州政府は今年度、バイロン・バリナ、クラレンス・バレー、カイオウグル、リズモア、リッチモンド・バレー、ツイードの各自治体に1,100万ドルを割り当てている。自治体では、公営の温水シャワー施設の建設やボランティア・サービスを提供したが、住宅建設は費用がかかりすぎる、と説明している。

税償却調査会社MCG Quantity Surveyorsの調査によると、バイロン・ベイ郊外は、国内でも最も家賃が高い地域の一つになっている。同エリアの最も人気のある地域は、賃借人の収入の60%を要するところもあり、バイロン・ベイ郊外のいくつかのサバーブでは、家賃が週3,800ドル以上必要なところもあるという。

リオン同市長は、「1,000億ドルのオーストラリア住宅基金は首都とそれ以外の地域に分割されるべき」とし、連邦政府の社会的及び手頃な住宅基金への変更を望んでいると述べた。

 

ソース:news.com.au – More homeless people in Byron than the City of Sydney

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