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民間保険料4月1日から3.73%増 政府承認

【ACT26 日】  オーストラリアの民間医療保険の保険料は、4月1日から平均で3.73%増加することが明らかになった。連邦政府のマーク・バトラー保健相は26日、保険会社から再提出された保険料の増額案を承認したもの。

保険会社は当初、3.03%の増加率だった24年から約2倍となる最大6%の増額を提案していたが、見直しが求められ、保健相がこのほど3度目の提案を承認した。3.73%の増加は18年以来で最大の引き上げ率となる。

会社別では、Nibが平均5.79%、HBFは平均2.8%で、HBFの増加率は5つの主要保険会社で最も低かった。

バトラー保健相は、「保健相として、どんな民間医療保険の保険料増額も正当かつ適切であることを確保する責任がある」とし、労働党政府は「国民1,500万人にとって、より良い契約を実現した」と評価した。

労働党はまた、現在最大野党の党首を務めるピーター・ダットン氏が保健相だった2013年に、6.2%となる最大の引き上げを承認したことについても批判した。

比較サイト「キャンスター(Canstar)」によると、36歳以下の独身者の平均的な病院と追加保険を合わせた保険料は約3,199ドルで、36歳から59歳の人では3,719ドル、60歳以上では4,176ドルとなっている。25年の保険料増額により、平均的な保険料は36歳以下の独身で3,318ドル、36歳から59歳で3,857ドル、60歳以上で4,331ドルに増加した。

 

ソース:news.com.au-Labor approves 3.73 per cent increase on private health insurance premiums from April 1

 

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