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7月から電気料金値上げ NSW州で上げ幅最大

【ACT26日】   オーストラリア・エネルギー規制機関(AER)は26日、基準価格となる「デフォルト・マーケット・オファー(DMO)」を発表した。オーストラリア東部州で7月1日から家庭の電気料金が値上がり、NSW州が最も上昇する。

DMOは基準価格として年間の電気料金の上限を設ける。7月からNSW州の電気料金は8.3~9.7パーセント、QLD州は0.5~3.7パーセント、SA州は2.3~3.2パーセントそれぞれ上昇する。AERのクレア・サベージ会長は、「生活コストが高い中、歓迎されないのは承知だ」「電力の生産コスト上昇が背景にある」と話した。

連邦政府は、国内世帯の80パーセントは市場最安値の電力プランを選んでいないとして、政府比較サイト「Energy Made Easy」で最安プランを探すよう奨励する。

比較サイト「キャンスター・ブルー」のモデリングによると、来年度の世帯当たりの電力価格は71~228ドル増加する。NSW州のエッセンシャル・エナジーの顧客の上昇が最も高く、年2,513ドルから2,741ドルに9.1パーセント上昇する。同社のサリー・ティンダル氏も、年400ドル以上節減できる可能性があるとして7月1日前に比較サイトで調べるよう奨励する。

ソース:news.com.au- Households face up to $228 electricity bill shock after Australian Energy Regulator issues final default market prices

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