【NSW31日】 NSW州政府は、7月1日からシドニーのハーバーブリッジとハーバートンネルの通行料金を引き上げると発表した。過去16年で2度目の引き上げは、インフレに伴い料金の増加を続けるシドニー西部の有料道路に充てられる。
7月1日から、平日の午前6時半から9時半および午後4時から7時に、ハーバーブリッジとトンネルの通行料は4ドル41セントにおよそ14セント引き上げられる。
集められた料金は、“通行料金上限1週間60ドル”政策に充てられる。同政策は、シドニー内で最も高い通行料金を支払う西部のドライバー向けに昨年1月に導入された。来年初頭に終了する予定だ。
平日のピーク時、西部リバプールまたはキャンベルタウンからCBD往復の道路料金はおよそ39ドル10セント。ブラックタウンからの往復も38ドル3セントだ。2009年はおよそ3分の1だった。
対照的に、北部ニュートラルベイからのシティ往復は、ハーバーブリッジの通行料4ドル41セントのみで、2009年以降41セント上昇しただけだ。
グラハム州交通相は「ハーバーブリッジとトンネルの料金引き上げは非常に稀だが、西部の道路料金は毎年または四半期ごとに上がっている」「公平な有料道路ネットワークを目指す」と話した。
ソース:news.com.au – Road tolls to rise on iconic bridge to address brutal Sydney divide