【Indonesia14日】 バリ島の人気スポットで銃撃事件が発生し、オーストラリア人男性が死亡、もう1人が負傷したと報じられた。
インドネシア・メディアのレーダー・バリの報道によれば、32歳と35歳の男性2人が14日の真夜中過ぎにバドゥン県の別荘で銃撃され、32歳の男性は現場で死亡、35歳の男性は病院に搬送されたと、パドゥン県警署長が語った。警察によると、まだ犯人は逮捕されておらず、事件の目撃者を探しているという。死亡した男性はジヴァン・ラドマノヴィッチさん、負傷した男性はサナル・ガニムさんであることが確認された。
同メディアによると、銃撃に関わったとされる男2人の存在を報じたが、2人とも「オーストラリア訛り」だったという。被害者の妻であるゴウディアス・ジャズミンさんは、夫の叫び声を聞いたとき、自分は寝ていたという。ジャズミンさんはトイレで撃たれる夫を見て逃げる前に毛布で身を覆ったと語った。
バリ島では12日に、別のオーストラリア人男性がコカイン所持の疑いで逮捕されたと報じられたばかり。この男と同乗者の女性は、バイクに乗っているときにヘルメットをかぶっていなかったとして警察に止められたという。メディアの映像には、警察官が白い粉のようなものが入った小袋を検査する様子が映っており、男は「これはパナドールだ。試してみればわかる」と警察に説明していた。検査の結果、粉末はコカインだったことが明らかになっており、男もコカイン所持を認めたと警察は説明している。
外務省のスポークスマンは、オーストラリア人がバリ島で拘束されたことを確認し「地元当局と連絡をとっており、要請されれば領事的支援を提供する準備はできている」と述べた。
ソース:news.com.au -Australian man reportedly killed, another wounded in Bali shooting