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ハーバーブリッジで反戦デモ 交通機関の混乱予測

【NSW3日】   パレスチナ支持派のデモ参加者らが反戦を訴えるため、3日の昼からハーバーブリッジを渡ってデモ行進をする。

気象庁によると10〜35mmの降雨量が予想されているが、最大5万人もの参加者が集まる可能性があるとして交通混乱が予測される。デモの主催団体であるパレスチナ・アクション・グループによると、参加者らはシドニーのCBDのラング・パークに午後1時に集合し、その後ヨーク・ストリートとグロブナー・ストリートの交差点から出発して、ハーバーブリッジを渡り、橋の北側のブラッドフィールド・パークで終了する予定。

デモ活動は3時間程度の予定で、このためハーバーブリッジの交通が11時半から閉鎖され、16時頃には再開する見込みだという。NSW交通局は、近隣住民やドライバーに対して、この時間帯はハーバーブリッジ利用を避けるように呼びかけているほか、ハーバートンネル入り口で大規模な渋滞が予想され、他の交通網にも影響が及ぶとしている。

ハーバーブリッジでのデモ活動に対して、クリス・ミンズ州首相は反対の立場を公に表明していた。また、NSW州警察は、デモ主催者がNSW州最高裁判所に申請していた「フォーム1」の発行を阻止する申請を行ったが、ベリンダ・リッグ判事は警察本部長の申請を却下していた。フォーム1は抗議者が集会禁止法から保護されるための申請書類。

主催者のジョシュ・リーズ氏は2日に下された最高裁の判決を「この国におけるパレスチナ運動にとっての大きな勝利」と称賛した。同グループはソーシャルメディアの投稿で「ハーバーブリッジを渡るという大規模なデモ行進で、ガザでのジェノサイドを阻止するためにわれわれ市民の力を結集する。州警察と州交通局と連携して、全員にとって安全で友好的なものにする」と述べた。

 

ソース:news.com.au – Roads closed, traffic chaos: Sydney prepares for bridge march

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