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コロナ流行で45人死亡、VIC高齢者施設に罰金

【VIC11日】   新型コロナウイルスの集団感染により、わずか1か月で45人が死亡したメルボルンの高齢者施設に対し、「重大な違反」があったとして罰金が科された。

致命的な新型コロナの集団感染の中心となった高齢者施設は、職員への適切な研修を確保できなかったことを認め、15万豪ドルの罰金を科された。

VIC州の高齢者施設「セント・ベイジルズ・ホーム・フォー・ジ・エイジド」は、2020年に1か月の間に入居者45人が新型コロナ関連の合併症で死亡したことを受け、労働安全当局ワークセーフから起訴されていた。フォークナーにあるこの非営利施設は、職場の安全な環境を維持しなかった罪1件を認めた後、10日の朝、量刑言い渡しのためVIC州カウンティ裁判所に再び出廷した。

トレバー・ライト判事は有罪判決とともに15万ドルの罰金を言い渡し、多くの入居者が死亡したものの、ワークセーフが提起した訴訟は「職員への十分な研修を行わなかった点に限定されている」と述べた。判事は「証拠から、この施設が入居者と職員を守る必要性を認識していたことは明らかだ」と述べた。さらに「私の見解では、セント・ベイジルズはリスクを十分認識していた。しかし、システム上の弱点があり、その結果、職員5人が適切な研修を受けていなかった」と指摘した。

最初の感染確認は2020年7月9日で、7月15日までに全職員と入居者の検査が行われた結果、数十件の感染が確認された。2020年3月から6月にかけて、この高齢者施設は外部の医療専門家による職員向け研修を5回実施し、新型コロナへの対応方針や手順の更新にも取り組んでいた。しかし、職員5人はこれらの研修に一度も参加しておらず、施設で働くすべての職員が適切な対策を理解していたわけではなかったと裁判所で明らかにされた。

ライト判事は、この失敗は職場安全法における「比較的重大な違反」に当たるとの見解を示した。一方で施設側がコロナ流行に備えるための対策を講じていたこと、またこの5年間で同様の問題が再発しないよう改善を続けてきたことも認めた。

ソース:news.com.au – St Basil’s Home for the Aged in Victoria fined $150,000 after Covid outbreak killed 45

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