【ACT11日】 今週、連邦準備銀行(RBA)が政策金利を25ベーシスポイント引き下げると広く予想される。RBAは先月、緩和するインフレに反して金利の引き下げを留まった。
調査会社「ファインダー」によると、12日に政策金利が3.6パーセントに引き下げられるとエコノミストの91パーセントが予想する。
インフレは3月の2.4パーセントから6月は2.1パーセントに減少した。基調インフレも同様に2.9パーセントから2.7パーセントに下がり、どちらもRBAが目標とした2~3パーセントに達した。
政策金利が引き下げられれば、50万ドルの住宅ローンを抱える場合年2,884ドルの節約になる。
ファインダーのがラム・クック氏は先月の金利据え置きを批判し、「今回引き下げなければRBAの正当性を非難されるだろう」「インフレも目標値に達し、金利を据え置く理由がない」「銀行も引き下げ率を顧客に全還元するよう監視されている」と話した。
一方でシドニー大学のステラ・フアング准教授は、「4-6月の基調インフレ2.7パーセントはRBAの目標2~3パーセント内で高い領域にある」「今年すでに2回金利を引き下げており、一旦止まって様子を見る必要性がある」として、金利据え置きを提案する。
ソース:news.com.au – Relief in sight for homeowners as RBA poised for interest rate cut