【VIC13日】 シドニー空港の国内線ターミナル(T2)で、不審な行動をとっていたVIC州在住の41歳の男が起訴されたことが分かった。男は警官ともみ合いになり、警官が銃を発砲したもようだ。
オーストラリア連邦警察(AFP)によると、男は空港職員に対し攻撃的な言葉や行動をとったため、警官らが男を取り押さえた。その際、一人の警官が所持していた短銃身ライフルが“意図せず”発砲されたが、どのような状況だったのかについては、現在、内部調査が行われている。発砲による負傷者はいない。
事件発生後、現場は封鎖され、調査が行われている。男は連邦職員に対する妨害・脅迫・抵抗と空港での騒乱行為の罪で起訴された。男は初犯であっても、最長2年の禁固刑、または最大3,300ドルの罰金が科される可能性がある。出廷は9月1日に予定されている。
AFPのレイヴン代理司令官によると、男は事件前日にも警察と接触しており、複数の問題行動があったため、一度空港を離れていたことが分かっている。
シドニー空港では、事件による運航への影響はなかった。また、事件について「AFPの捜査に協力している」、「負傷者はおらず、空港は通常通り運営されている」と声明を発表した。T2は、ジェットスターやヴァージン・オーストラリアカンタスの格安部門が利用している。
ソース:news.com.au-Victorian man charged after police firearm discharged inside Sydney Airport T2 terminal