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大雨続きで洪水注意報を発令 NSW

【NSW20日】  気象局は、NSW州のミッド・ノース・コースト、ノースウェスト・スロープスの一部に20日、洪水注意報を発令し、大雨に備えるよう呼びかけた。局地的に最大120ミリの降雨が予想されており、重大な洪水が発生する可能性がある。

大雨は、南はジャービス・ベイから北はクイーンズランド州境まで、広範囲にわたって予想されている。ミッド・ノース・コーストのほか、ノーザン・リバーズ、ノーザン・テーブルランズ、ノースウエスト・スロープス、ハンター地域、シドニー広域の一部などで、21日の朝に激しい降雨が予想されている。

これらの多くは、ここ数か月にわたって激しい降雨に見舞われている地域だ。NSW緊急サービス(SES)のプラッツ副長官は、降雨の場所や量によって20日夜から21日かけて洪水が発生する可能性を指摘。「住民もSESのボランティアも疲弊していることは認識している」と述べた。

気象局は今回の大雨について、内陸の低気圧、NSW州北部沿岸に集中する気圧の谷、タスマン海の高気圧という3つの気象システムが原因と説明。警報が出されるほどの降水量でないかもしれないが、局地的に大規模な洪水が発生する可能性があるとしている。

ガネダ(Gunnedah)近郊の小さな町ムレリー(Mullaley)で穀物農家を営むダーラムさんは、2週間前にモナイ川の水位が8.51メートルに達し、洪水に見舞われたばかり。ダーラムさんは、同地域の農家は作物への影響を懸念しているとし、「作物の損失は十分あり得る」と述べた。

 

ソース:abc.net.au-Heavy rain and possible flooding on the way for much of New South Wales In short:

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