【NSW27日】 NSW州立美術館の職員らは、州政府の人員削減案に抗議して27日にストライキを行う。同美術館は国内最古かつ最大の公営ギャラリーだ。
NSW州政府は今月初め、州立美術館の382職務中51をカットして700万ドル以上を削減すると発表した。昨年の州財務省による調査から、北側の新館ナーラ・バドゥのオープン後に予想された収益が得られていないとわかった。
公共サービス協会(PSA)のライト総書記補佐は「10職務中1つを削減するとは美術館を殺すようなもの。ほとんどの削減は来場者に対応する業務で、管理職は1つしか含まれていない」「来場者は影響を感じる。展示の量や質に影響が出る」と話し、美術館の職員らは27日正午にストライキを行うと発表した。
ミンズ州首相は先だって、上級公務員職を15パーセント削減すると発表した。同州の公共サービスに関し、最大で950の上級管理職カットなど、ここ数週間で一連の人員削減が発表されている。第一次産業・地方開発省の人員削減、さらにNSW州TAFEの非教員職100人を削減すると発表された。
ソース:news.com.au -‘Decimate’: Staff to walk off the job at Art Gallery of NSW in protest of job cuts