【SA1日】 SA州で、テイクアウトの定番として長年親しまれてきた魚型のしょうゆプラスチック容器が姿を消した。州政府は使い捨てプラスチックの段階的な規制を進めており、今回の禁止はその一環として9月2日(月)から施行された。
新たな規制では、魚型容器に加え、飲料容器に付属するストロー、パッケージ食品に添付されるスプーンやフォーク、果物に貼られるプラスチック製ステッカーなども対象となる。
スーザン・クローズ州副首相は施行前に「これらの禁止措置は、再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能な代替品の利用を促すものです。南オーストラリアの人々は、環境を破壊する使い捨てプラスチックからの脱却を模索している」と述べ、事業者への移行支援も継続する考えを示した。
同州ではこれまでにも段階的な規制が進められてきた。2023年9月には綿棒やピザ用のプラスチック製セーバー、使い捨て皿・ボウルが禁止され、さらにその翌年にはビニール袋や風船の棒・結び具、プラスチック製の紙吹雪、パンの袋止めタグ、使い捨てコーヒーカップやフタなども規制の対象となった。
州政府は今回の措置を通じ、使い捨てプラスチック依存からの脱却を加速させる方針だ。
ソース:news.com.au – South Australia bans plastic soy sauce fish packets