【WA14日】 WA州のロジャー・クック州首相は、2028年から州の祝日制度を大幅に見直すと発表した。これにより、州民は年間13日の祝日を享受することになる。
新たに導入されるのは「イースター・サタデー(Easter Saturda)」と「ショー・デー(Show Day)」の2日。イースター・サタデーはグッド・フライデー、イースター・サンデー、イースター・マンデーと合わせて連休を形成し、TAS州を除く全ての州・準州と歩調を合わせる形となる。ショー・デーは9月から10月の学校休暇の最初の月曜日に設定されるが、地方自治体は9月の別日程で開催することも可能とされる。
それに合わせて、既存の祝日も移動する。キングズ・バースデーは現在の9月末から6月第2月曜日へと変更され、QLD州を除く全国と一致になる。レイバー・デーは3月第2月曜日へと移行し、州選挙がある年は選挙と重ならないよう第3月曜日とされる。さらに、現在6月第1月曜日に行われている「WA デー」は、11月第2月曜日に移される。
今回の見直しは、州政府が企業、非営利団体、労働組合、市民らから1万件以上の意見を集めた結果を反映したもの。クック州首相は「今回の変更は、WA州の生活のリズムにより適した形にするためのものだ。経済の強さを維持しながら、働く人々が必要な休暇を取れるようにバランスを取った」と述べた。
また「州民からのフィードバックが、現代的で包括的かつ実用的な祝日カレンダーを形作る上で重要な役割を果たした」と感謝の意を示した。
ソース:news.com.au – WA Premier Roger Cook set to legislate two new public holidays