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京都で宿泊税が大幅引き上げへ

【ACT10日】   日本を訪れるオーストラリア人旅行者は、近く京都での宿泊時に新たな税負担を強いられる見込みだ。高級ホテルでは、1泊あたり最大100豪ドル(約1万5,000円)の税金が課される可能性がある。

観光客の急増に対応するため、京都市当局は宿泊税の増額を決定した。日本の総務省は今月初めにこの改定を正式に承認しており、新税率は2026年から適用される予定だ。

現在、京都市の宿泊税は1泊あたり最大約10豪ドルに設定されているが、改定後は宿泊料金に応じて段階的に増額される。1泊1,000豪ドルを超える高級ホテルでは、税額が約100豪ドルに。500~1,000豪ドルの宿泊施設では40豪ドル、200~500豪ドルの宿泊施設では現行の10豪ドルが維持される。さらに、60豪ドル未満の宿泊施設では約2豪ドルの税が課される見込みだ。

京都は日本屈指の観光都市として知られ、美しい寺院や伝統的な町並みで人気を集めている。主要観光地には仙洞御所、錦市場、京都御所、金閣寺などがある。日本はオーストラリア人旅行者にとってますます人気の旅行先となっている。日本政府観光局(JNTO)のデータによると、2024年にはオーストラリアからの訪日者数が92万196人に達した。今年7月だけでも5万200人のオーストラリア人が日本を訪問しており、2024年1月から7月までの外国人訪日者総数は2,495万5,390人に上った。

ソース:news.com.au – Aussie travellers heading to Japan to be hit with increased hotel tax in Kyoto

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