【WA7日】 WA州の地方自治体では、地域の孤立などを背景に人材確保が難航しているが、海外出身者が新たな担い手として地域社会を支えている。
ミッドウエスト地域のペレンジョリでは、ココス諸島出身のアディム・ハジャット氏が地域開発担当官として活躍。彼は小規模で文化的な共同体で育った経験を生かし、「小さな町は多様性を受け入れやすく、文化を共有できる」と語る。同様に、ケニア出身のムトゥリ・ムリティ氏もモラワ町で地域開発に従事し、地元農家らとの関わりを通じて地域文化への理解を深めている。
自治体協会のチャペル氏によると、多くの自治体が職員住宅を提供するなどして雇用促進を図っており、海外出身職員の若さと多様性が地域の活性化に寄与しているという。
「地方の町は誰でも受け入れ、家族のように迎えてくれる」と関係者は話している。
ソース:abc.net.au – Overseas-born workers filling a void in local government while loving country life