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NSWとQLDで猛暑と嵐

【NSW26日】   オーストラリア東部では、極端な暑さ、「壊滅的」な火災危険、さらに激しい雷雨の脅威に備え、学校が閉鎖されるなど注意が呼びかけられている。

水曜日、消防当局は「壊滅的」な火災危険を警告し、NSW州の一部では学校が閉鎖される中、数百万人の住民に荒れた天候への警戒が促されている。州北西部の住民には、破壊的な風、壊滅的な火災危険、熱波条件に関する警報が発令されている。

影響を受ける地域には、グレーター・ハンター、グレーター・シドニー、イラワラ/ショールヘイブン、セントラル・レンジ、ノースウェスタン、アッパー・セントラル・ウエスト・プレーンズ、ロウアー・セントラル・ウエスト・プレーンズ、サザン・スロープ、イースタン・リヴェリナ、サザン・リヴェリナ、ノーザン・リヴェリナなどが含まれる。

州都シドニーでは、26日に気温が36℃まで上昇すると予想されている。南東部では時速90kmを超える破壊的な風が発生しており、水曜日の大半にわたり続く見込みで、夜には落ち着くとされる。影響が予想される場所には、ウーロンゴン、ノーラ、キャンベラ、ゴールバーン、ボーラル、カトゥーンバなどが含まれる。

気象局は、強風と極端に暑く乾燥した天候が組み合わさることで、「非常に危険な」火災条件が生じる可能性があると警告している。酷暑と火災危険警報を受け、教育省は州内の公立校25校を閉鎖した。NSW州内の独立校はすべて通常通り開校している。

強風と酷暑に加え、NSW州北部・東部では雷雨も予想される。被害リスクは午後から夕方にかけて最も高い。

QLD州内では約38,000人が停電中。26日朝時点で、モートン湾では約24,000世帯・事業所が停電、ヌーサでは7,000世帯が停電している。Energexの広報担当者によると、サンシャインコーストで4,000世帯、ローガンで700世帯、サマセットで600世帯が依然停電中。約120,000世帯はすでに復旧済みで、大半は26日午後8時までに復旧予定。しかし、ブリビー島やサンシャインコースト周辺の深刻な被害地域では木曜まで停電が続く可能性があるという。

QLD州では水曜もほぼ全域で嵐が続く見込み。北部・中央部の住民には、豪雨、破壊的な突風、大粒雹への警戒が呼びかけられている。また、雷雨はQLD州やNSW州に限らず、寒冷前線が南東部を通過することで、SA州とVIC州でも荒れた天候となる。

ソース:news.com.au – ‘Catastrophic’: Residents warned as severe heat, storms hits NSW and Qld

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