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パースのインベーション・デー集会で爆発物を発見

【WA27日】   警察は、「インベーション・デー」の集会で見つかった、ネジやくぎ、ベアリングが入った手製爆弾について、「多くの人を負傷させ、あるいは死亡させる可能性があった」としている。

パースで行われたインベーション・デー集会の群衆に、手製爆弾を投げ込んだとされる男が、身の安全への懸念から身元非公表のまま出廷した。男は身元を明かされておらず、27日にパース治安裁判所に出廷し、「人命を危険にさらすおそれのある危害目的」および「不審な状況下での爆発物の製造または所持」の罪で起訴された。

警察は26日午後、数百人が集まっていた群衆の中に爆発物が投げ込まれたおそれがあるとして、集会で演説が始まった直後、パースCBDのフォレスト・チェイスから数百人を避難させた。参加者には直ちに現場を離れるよう指示が出された。

匿名を希望する女性は、ディズニー映画『アナと雪の女王』のキャラクターのエルサが描かれた靴下が、近くにいた少女の脚に当たって地面に落ちるのを見たと、ABCパースに語った。「子ども用の靴下で、中に何かが入っていたが、触らなかった。焦げている様子もなく煙もなかったが、群衆の真ん中に物を投げるなんて不自然だし、おかしいと感じた」誰かが踏んでしまうのではと心配になり、彼女はそれを警察に渡したという。

警察によると、液体とベアリング、ネジが入ったガラス容器が、ステージ前方付近で見つかった。現場で男1人が逮捕され、警察は他に装置がないか確認するため周辺を捜索した。同日夜には、男の自宅も家宅捜索された。

WA州警察は27日、爆発物とされる装置が群衆に投げ込まれた瞬間を捉えた防犯カメラ映像を公開した。映像には、黒いシャツと顔を覆うものを着けた人物が、フォレスト・チェイス上部のバルコニーから抗議者の集団に向かって物を投げ、その後走り去る様子が映っている。物体が女性の脚に当たって跳ね返る様子も確認できる。

ベアリング、ネジ、液体が入ったガラス容器は、警察の鑑識チームによって予備検査のため回収された。ABCラジオの取材に対し、WA州警察のコル・ブランチ長官は、「実際に作動し得る即席爆発装置だった」と述べた。「爆発して多くの人を負傷させたり、命を奪ったりする可能性があった」爆弾だったのかと直接問われると、ブランチ長官は「はい、間違いなく。爆弾です。手製爆弾です」と答えた。

警察は、男が導火線のようなものを使って点火を試みたものの、爆発には至らなかったとみている。「私たちは大量死傷者が出かねない事態に、非常に近いところまで来ていた。大量死傷事件になり得た」とブランチ長官は述べた。

同長官は、現場警察官の迅速な対応を称賛した。「前線指揮官は非常に難しい判断を迫られたが、命を守るために正しい決断を下した。平和的な抗議活動の最中だったが、装置が爆発した場合に備え、避難を決断した」参加者たちは警察の指示に従い、速やかかつ静かに危険区域を離れ、現場が安全確認された後、集会は再開された。

事件は、一般市民がフォレスト・プレイス東側上部から男が装置を投げるのを目撃したことから始まり、警察は直ちに現場で男を逮捕した。男の動機についての捜査は現在も続いている。

また、テロ行為に該当するかどうかも今後の捜査で判断されるとしている。「テロと認定するには、政治的・宗教的・思想的動機があり、それを推進する目的で行われたかを確認する必要がある」

国家合同対テロ対策チームがWA州警察を支援しており、豪情報保安機構(ASIO)や連邦警察(AFP)とも連携し、追加起訴の可能性について協議が続けられている。

ソース:news.com.au – Man faces court after potentially explosive device found at Perth Invasion Day rally

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