【NT27日】 「国民的誇り」を促進するために導入された新たな規則により、オーストラリアの一部の子どもたちは、学校集会である行為を行うことが義務付けられる。
NT準州では、「国民的誇りを取り戻す」取り組みの一環として、学校の集会でオーストラリア国歌の2番までを歌うことが児童・生徒に義務付けられる。この方針は、学校ごとに歌われる節の数やバージョンが異なっていた現状を是正し、地域全体での一貫性を持たせるために策定された。
NTの教育相ジョー・ハーシー氏はスカイニュースに対し、この動きは識字力や計算力、出席率向上などを含む政府の教育強化策の一部だと述べた。「2番まで歌う学校もあれば、1番だけの学校、あるいは1番の後に別の歌を歌う学校もあった。今回の方針は、NT準州の公立学校全体に一貫性を持たせ、学校環境に誇りを取り戻すことが目的だ」
この方針はオーストラリア・デーの翌日に発表され、同地域の生徒にとって第1学期初日となる28日から施行される。新たな規則では、国歌は英語で歌われなければならないと定められており、またオーストラリアのカリキュラムに含まれる公民・市民教育を通じて、「国の象徴」がオーストラリアのアイデンティティに果たしてきた役割を学ぶことも求められている。
ハーシー氏は以前の声明で次のように述べている。「私たちはオーストラリア人だ。NT準州では、生徒たちにオーストラリア人であるとはどういうことか、そして自国を誇りに思うことを教えていく」
生徒や保護者がこの義務化に異議を唱える場合は、校長に相談することが推奨されている。
この方針を全国に広げたいかと問われたジェイソン・クレア教育相は、次のように述べた。「すでに実質的には行われている。私が政治家になった頃、学校を訪問すると子どもたちは国歌を歌い、1番と2番を歌っていた。歌詞には『勇気をもって共に力を合わせ、進め、美しきオーストラリア(Advance Australia Fair)』という一節があり、これは私たち全員にとって良いメッセージだ。NT準州が子どもたちに2番まで歌わせることを徹底するのであれば、それは良いことだろう。ただ、私の認識では、ほとんどの学校ですでに実施されている」
ソース:news.com.au – Northern Territory implements Australian national anthem mandate in schools