【WA2日】 パースで行われたファースト・ネーションズ(先住民)の集会を標的とした爆破未遂事件をめぐり、無所属のリディア・ソープ上院議員が、事件への対応を強く批判するとともに、議会で公式に非難するよう呼びかけている。
ソープ議員は「二重基準」で扱われていると主張し、事件を非難する動議を上院に提出する予定だ。ABCの取材に対し、この爆破未遂に対する反応は無礼であり、事件の深刻さが十分に受け止められておらず、多くの人々が「心に深い傷を負ったままだ」と語った。
「1月26日は私たちにとってインベージョン・デーであり、追悼の日だ。私たちは何十年にもわたり、この日に集まり、心を一つにしてきた。そこに、ネジや金属球を詰め込んだ(とされる)手製の破片爆弾が、家族連れの群衆に投げ込まれたにもかかわらず、国全体が沈黙している。このこと自体が、いまだに心に傷を負い、苦しんでいる家族に対する明らかな二重基準であり、敬意を欠いた対応だ」
ソープ議員は、この事件は国家的な議論の対象となるべきだと述べ、連邦政府の対応を「非常に不十分」と批判した。「他の暴力事件と比べて、すべてが軽く扱われている。もしこれがシナゴーグやモスク、あるいは多くの犠牲者が出たボンダイでの事件だったら、対応はまったく違っていたはず。首相のような指導者が前に出て、特定のコミュニティだけでなく、あらゆる暴力とあらゆる人種差別を非難する必要がある」
ソープ議員は2日午後、上院で非難決議案を提出する予定で、与野党の垣根を越えて支持するよう議員たちに呼びかけている。また、労働党と上院での支持に向けた協議を行っていることも明らかにした。
彼女は以前の声明で次のように述べている。「ファースト・ピープルに向けられた人種差別や憎悪は現実に存在し、増加しており、この議会が真剣に受け止めなければならないことを明確にする。1月26日は、すでに多くのファースト・ピープルにとって追悼の日だ。その日に行われたインベージョン・デー集会への攻撃は、人種的暴力の重大なエスカレーションであり、議会として明確で一致した対応が求められる」
「上院と下院の両方で、この攻撃が非難され、議会が一致団結する姿を見たい」と彼女は述べた。「特にヌーンガー族の長老やコミュニティは、この問題が真剣に受け止められているという明確なメッセージを必要としている。ファースト・ピープルは、安全に、尊厳をもって、恐怖なく生きたいだけ。議会全体が連帯して立ち上がるべきだ」
1月26日、先住民とその支援者で構成された抗議者の群衆に、爆発物とみられる装置が投げ込まれたとされている。抗議者たちは、植民地支配による暴力、土地の剥奪、ジェノサイドを想起させるとして、オーストラリア・デーの祝賀に抗議していた。この爆破未遂事件は当初広く非難されたが、連邦当局がテロ捜査を開始したのが事件から2日後だったことについて、コミュニティ団体や活動家グループからは批判の声が上がっている。
ソース:news.com.au – Alleged bombing of Perth Invasion Day rally to be condemned in parliament