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配車・タクシー業界に女性安全対策を強化 NSW

【NSW23日】   NSW州で、タクシーや配車サービス利用時に女性が不適切な行為にさらされるリスクが高いことを受け、州政府が新たな安全対策を打ち出した。

UberやDiDiなどの配車大手は、数十万人の女性の安全向上を目的とした新ガイドラインの導入により、対応強化を求められている。NSW州政府の調査によると、多くの乗車は安全に行われているものの、女性は「過度に踏み込んだ個人的質問」「不適切な発言」「じっと見られる」「パーソナルスペースの侵害」などの望ましくない行為に遭うリスクが高いことが明らかになった。

州のポイント・トゥ・ポイント・コミッショナーが導入する新ガイドラインでは、企業に対し、女性に対する不適切・非専門的な行為の定義を含むドライバー教育の実施など、強固な安全体制の構築が求められる。また、タクシー会社も対象となり、トラブルや苦情への適切な対応体制の整備や、アプリ内・車内の既存安全機能について乗客への周知を進めることも重視される。

ジョン・グラハム運輸相は、「昼夜を問わず、すべての乗客が安心して利用できる環境づくりが重要」と強調。また、ジョディ・ハリソン女性担当相は、嫌がらせや不適切行為の報告について「容認できない」とし、「業界は女性の安全を最優先にし、その責任を自覚すべき」と述べた。

ポイント・トゥ・ポイント・コミッショナーのアンソニー・ウィング氏は、ガイドラインに沿った安全管理体制の更新や、企業との連携強化を進める方針を示した。ニコール・アシュクロフト氏は「女性の安全は最優先事項」とし、業界全体で統一された基準の重要性を強調。同様に、ディディやNSW州タクシー協議会もこの取り組みを支持している。NSW州タクシー協議会のニック・アブラヒム氏は、「特に女性の安全に関しては、ドライバーに高い基準と責任が求められている」と述べ、ガイドラインへの賛同を表明した。

ソース:news.com.au – Uber, taxis put on notice over women’s safety in NSW

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