【ACT13日】 Uberが一時的な追加料金を導入したことにより、オーストラリアでは再びUberの利用料金が上昇する見通しだ。
同社は先月の料金見直しで6%の値上げを実施したばかりだが、燃料価格の高騰に苦しむドライバーを支援するため、新たな短期措置を発表した。15日から、利用者には1kmあたり5セントの追加料金が課される。これは3月の値上げに上乗せされる形となる。
労働組合は、この措置が燃料価格高騰の中でドライバーの負担軽減につながると評価しており、給油1回あたり約35豪ドルの補填効果が見込まれるとしている。
オーストラリア運輸労働組合書記長のマイケル・ケイン氏は、「ライドシェアのドライバーも他の運輸業従事者と同様、給油のたびに40〜50豪ドルほど余計に支払っている。この追加料金が彼らにとって大きな助けになることを期待している」と語る。
同組合はUberや競合のDiDiと連携し、燃料価格高騰による課題の緩和に取り組んできた。DiDiはすでに同様の追加料金を導入しており、Uberの措置はそれに続く形で15日から開始される。
ケイン氏は、「利用者も日常生活で燃料価格の上昇を実感しており、ドライバーの置かれている状況を理解しているはずだ。アプリを開けばすぐにドライバーが見つかる利便性に慣れている人々は、そのサービスを維持するために多少の負担増を受け入れるだろう」と述べた。
エマ・フォーリー氏は、「今回の追加料金は、現在の燃料危機に対応するため、ドライバーに一時的な救済を提供する措置だ」とした。また、「3月に実施した全国的な運賃改定に続くものであり、ドライバーの収入改善に向けた取り組みの一環だ」と強調した。
この追加料金は緊急的な一時措置であり、今年6月8日まで適用される予定だ。競合のDiDiも1か月前に同様の措置を導入しており、ドライバーから好評を得ているという。DiDiの広報担当者は、「その後、主要都市で最低運賃の引き上げも実施した。今後も状況を見ながら料金や追加料金の調整を行い、ドライバーを支援していく」としている。
ソース:news.com.au – Uber driven by fuel crisis to fresh price hike