【ACT23日】 今年のアンザック・デーは土曜日にあたるため、すべての州で連休になるわけではない。
今年、アンザック・デーに伴うロングウィークエンドがあるのは、NSW州、WA州、そしてACTの一部の労働者に限られる。これらの地域では4月27日(月)が休日となるが、NT準州、QLD州、VIC州、TAS州、SA州では振替休日は設けられていない。
今年のアンザック・デーは、第一次世界大戦中にオーストラリア・ニュージーランド軍団がトルコのガリポリに上陸してから111年を迎える節目となる。一方、ニュージーランドでは全国的に月曜日が祝日として扱われる。
NSW州政府は、アンザック・デー後の月曜日を祝日とすることを2月中旬に決定したばかりだった。ACT政府は当初、4月25日(土)を正式な祝日として認めない方針だったことから、週7日働く労働者を代表する労働組合から批判を受けた。しかしその後、店舗・流通・関連従業員組合からの圧力を受け、土曜日も祝日として認めることを決定した。
なお、来年もアンザック・デーが週末に重なるため、NSW州では2027年も月曜日の振替休日がすでに決定している。
今回の措置をめぐっては、飲食業や小売業から祝日賃金の負担や営業機会の損失を懸念する声が上がった。また、一部では月曜日を祝日にすることがアンザック・デー本来の厳粛さを損なうとの意見もあったが、退役軍人団体の関係者は追加の祝日に反対していないと述べている。
さらに、4月24日(金)午前0時1分からは、NSW州とACTで交通違反に対する罰則が強化される。スピード違反、携帯電話の使用、シートベルト未着用などに対しては違反点数が2倍となり、この措置は月曜日の午後11時59分まで続く。WA州でも同様に3日間のダブルデメリット制度が適用されるが、飲酒運転や薬物運転、信号無視など、より多くの違反が対象となる。違反点数の倍増は運転免許の発行地に基づいて適用されるため、例えばNSW州の免許保持者がVIC州で違反した場合でも、月曜日は2倍の違反点数が科される。
なお、VIC州、SA州、TAS州、NT準州では期間限定のダブルデメリット制度はなく、QLD州では年間を通じて対象違反がローテーションで設定されている。
ソース:news.com.au – Who gets an Anzac Day long weekend