【ACT14日】 豪連邦裁判所は14日、スーパー大手「コールズ」が展開していた「ダウンダウン」割引キャンペーンについて、消費者に誤解を与える表示だったと判断した。豪競争・消費者委員会(ACCC)は、同社が一部商品の価格を一時的に引き上げた後、値下げしたように見せかけて販売していたとして提訴していた。
判決では、2022~23年に販売された複数の商品で、通常価格として示された「元値」が十分な期間維持されておらず、実際には本来の価格より高いケースもあったと認定。裁判所は「真の割引」と表示するには、値上げ後の価格を一定期間継続する必要があるとの考えを示した。
ACCCは、生活費高騰が続く中で消費者の節約志向につけ込む行為だったと批判しており、今後は高額な制裁金を求める方針。コールズ側は一部の価格設定に問題があったことを認めつつも、仕入れ価格上昇など市場環境を理由に挙げている。
今回の判決は、豪州小売業界全体の値引き表示に影響を与える可能性がある。同様の訴訟は「ウールワース」に対しても進行中で、スーパー各社の価格表示の透明性が改めて問われている。
ソース:abc.net.au – Coles has been found to have misled shoppers. These charts show how