【SA14日】 オーストラリアのある島が、野生化したブタを完全に排除した世界最大の島になったと主張している。これは、成功裏に終わった根絶ミッションによるものだ。
SA州沖に位置するカンガルー島は、過去5年間にわたり侵略的外来種である野生ブタの根絶を目指し、駆除活動を続けてきた。そして750万豪ドル規模のミッションを経て、数百頭の野生ブタが駆除された結果、同島は現在これらの害獣を完全に排除したと主張している。
ブラックサマーの森林火災の後に開始されたカンガルー島野生ブタ根絶プログラムでは、878頭の野生ブタが排除され、最後に確認されていた雌ブタは2024年3月に駆除された。しかし、当局が最終的に作戦成功を宣言するまでには、2年間にわたる慎重な監視と調査が必要だった。
「自由証明」段階の一環として、2年間にわたり一度も目撃情報がなかったことを受け、同島は正式に野生ブタのいない状態を宣言した。これらのブタは、生まれたばかりの子羊を捕食し、作物に被害を与え、家畜と牧草を巡って競合していた。
マレー・ワット環境相は、この成果について「カンガルー島の驚くべき生物多様性を守る上での大きな前進だ」と述べた。「野生ブタがいなくなることで、絶滅危惧種の植物を含む在来種の回復を助け、立ち枯れ病の拡大抑制にもつながる」と同氏は語った。「カンガルー島は現在、外来種駆除の分野で世界をリードしており、これまでに野生ヤギやシカ、そして今回のブタの根絶に成功している」
この計画には、連邦政府と州政府からの750万豪ドルの資金が投入され、SA州の畜産業界の支援も受けている。今回の作戦は、2020年の壊滅的な森林火災を活用した。この火災により、島の野生ブタ個体数の90%が消滅していた。
カンガルー島ランドスケープ委員会のアンドリュー・ハインリッヒ議長は「野生ブタの根絶完了は、農家、環境、そして島の長期的なバイオセキュリティにとって大きな勝利だ」と述べた。「こうした成果は偶然に起こるものではない。長年の粘り強い取り組み、現場の熟練した人材、強固な連携、土地所有者の協力、確かな科学、そして賢明な技術の積み重ねによって実現したものだ」
ソース:news.com.au – Kangaroo Island declares victory in feral pig eradication mission