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豪で鳥インフルエンザ危機が拡大

【WA24日】   致死性のH5型鳥インフルエンザへの対応が強化される中、病気や死亡した鳥や野生動物に関する通報が相次いでいることが明らかになった。

オーストラリアでH5型鳥インフルエンザが確認されて以降、死んだ鳥や体調不良の野生動物を報告する緊急ホットラインには、これまでに約100件の通報が寄せられている。

WA州のジャッキー・ジャービス農業相は、州の緊急動物疾病ホットラインに94件の通報があり、そのうち11件がさらなる調査と検査を必要としたと明らかにした。当局は、パース都市圏で見つかった鵜(ウ)と、ジェラルトン北部で発見されたオオフルマカモメの2羽の野生海鳥からサンプルを採取した。暫定的な検査結果は、判明次第公表される予定だ。

「ウイルスが拡散した証拠はないが、住民には引き続き警戒を呼びかけ、病気や死亡した鳥や海洋哺乳類を見つけた場合の報告手順に従うよう求めている」とジャービス氏は述べた。

また、今の時期に渡り鳥の海鳥がWA州の海岸で発見されること自体は珍しいことではないとも説明した。現時点では2羽の渡り鳥が陽性と確認されているが、地元の野生動物との接触は確認されておらず、エスペランス地域での検査は今後も続けられる。もしウイルスが野生動物に広がっていることが確認されれば、対応はさらに強化される見通しだ。

「主任獣医官が引き続き検査結果を監視する。この全国的な監視体制の一部は、感染が広がっていないことを証明することにもあり、それは証拠がないことと同じくらい重要だ。負傷した鳥には触れず、状況を記録し、ホットラインに連絡するように」と注意を呼びかけた。

SA州の海岸に打ち上げられた2羽の亜南極の海鳥の死骸についても、H5型ウイルスの検査が行われている。フォーラーズベイの観光業者ロッド・キーオ氏がこれらの鳥を発見し、すぐに当局へ通報した。キーオ氏によると、ニューツ群島やノーウィッチ礁は海岸から約37km沖にあり、オーストラリアアシカの最大級の生息地となっている。フォーラーズベイはSA州の遠隔地にある町で、WA州エスペランスの東約1283kmに位置している。エスペランスでは2羽の海鳥がH5型鳥インフルエンザ陽性と確認されている。

先週、亜南極のトウゾクカモメが海岸で保護され、エスペランス野生動物病院および保護施設に搬送されたが、鳥インフルエンザの症状を示していた。また、エスペランスで見つかった病気のオオフルマカモメも、第一次産業・地域開発省の検査機関によりH5型鳥インフルエンザ陽性と確認された。

この致死性ウイルスがオーストラリア本土で確認されたのは初めてであり、これに先立ち亜南極のオーストラリア領で複数の野生動物に感染が確認されていたことから、当局は国内での感染拡大の可能性に備える必要があると警告していた。2月には、パースの南西約4000km、南極の北約1700kmに位置する遠隔地ハード島でも感染が確認されている。

鳥インフルエンザは主に鳥に感染するが、哺乳類にも感染する可能性があり、海洋哺乳類や畜産業にとっても脅威となる。ピーター・マリナウスカス州首相は、SA州に渡ってきた鳥がH5型ウイルスを持ち込んだかどうかは現時点で不明だと述べた。SA州第一次産業・地域省の報道官は、州内でH5型鳥インフルエンザの確定例はないものの、病気や死亡した鳥や野生動物の通報はすべて調査対象になると述べた。

同省は、西部および西遠隔地の海岸、クーロン、フルリオ半島、カンガルー島、ライムストーンコースト、ファーノース地域や沖合の島々など、多くの地域で監視活動を実施している。また、シールベイ保護公園、クーロン国立公園、アデレード国際鳥類保護区、アデレード国際イルカ保護区などの保護地域でも監視が行われている。

ソース:news.com.au – Authorities reveal 94 reports of sick or dead birds received amid escalating Australian bird flu crisis

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